お薬手帳ご持参のお願い

常用薬(毎日飲んでいる薬)がある方は、お薬手帳またはマイナンバーカード(お薬提示許可の場合)のご持参お願いいたします。外科的な処置、お薬を処方する場合など確認しておりますのでよろしくお願いいたします。

年間600本抜歯!親知らず抜歯専門外来しています

6月より口腔外科、専門医指導医の辻要先生による当日親知らず抜歯外来を開始いたしました。先生は年間600本難しい親知らずの抜歯をこなしておられ、とても処置時間が短く正確です。場合によっては入院症例も外来で処置します。

通常埋まっている親知らずの抜歯は難しく、大学病院、市民病院では待ち時間がかかり初日で抜歯をしないことがほとんどです。当院では予約を取っていただけましたら、保険治療で難しい全身疾患がある方以外はできるだけ当日抜歯をさせていただく試みを開始いたしました。予約をされる際は、抜歯後腫れることが多いですので当日や次の日は予定がない日にちが良いかと思われます。

親知らずの抜歯は時間がかかり、その後も腫れるので避ける方が多いですが、当院では処置時間が短く、「もう抜けたの?もっと大変かと思った。」と言われること多々あります。悩んでおられる方は、この機会にぜひお勧めします。

口腔管理体制強化加算の施設認定を受けました。

令和7年2月より厚生労働省より口腔管理体制強化加算の施設基準認定を受けました。研修を受けた歯科医師、衛生士が在籍すること、AEDなど緊急設備、感染症対策設備が整っていること、歯周病、虫歯予防の治療に実績があること等が施設基準となります。

認定を受けた施設では、歯科疾患(虫歯、歯周病など)の重症化予防を保険適用で受けられることになります。今までメンテナンスで3ヶ月に1度しか保険適用ができないところ、1ヵ月に1度保険適用でさせていただくことが可能となりました。積極的に予防を進めたい方、こまめに見て欲しい、心配なのでチェックしてもらいたい方はお申し出下さい。

辻要先生歯牙移植について学会発表されました

<学会参加と発表報告>

2024.11.22-24に開催された第69回(公社)日本口腔外科学会総会・学術大会で「歯根囊胞摘出後に自家歯牙移植にて咬合支持を回復した2症例」という演題で研修医の先生と発表してきました。

歯根嚢胞などでやむなく歯を失った部位の治療は、現在は義歯やブリッジ、インプラントなどが中心となっています。他にも歯牙移植という治療で咬合回復できるものの、専門性の高さや治療方針の複雑さから日本で行っている施設はあまりありません。要先生はこのようなケースに関して大学病院で積極的に歯牙移植を行っており、治療の確立性をあげようと研究されています。もちろん辻歯科においても要先生が歯牙移植を保険診療で行っていますのでお気軽にご相談ください。(ケースによっては保険診療外となることもあります)

 

9/28辻要先生が京都府歯科医師会で講演されました

9/28土曜日に京都府左京歯科医師会で当院口腔外科専門医、指導医の辻要先生の講演が行われました。参加者は歯科医師の先生方で、講演のテーマは「歯の移植治療におけるポイントとコツ」でした。

保険治療でも収載されている親知らずの移植は、条件が合えばインプラントのように高額ではなく、保険を使って行える処置です。ただし、高度な技術となりますので、一般の開業医さんでされているところは少ないです。当院では移植処置を行うことによりたくさんの方に喜んでいただいております。ご興味のある方はぜひご相談ください。