5月25.26日 第55回全国小児歯科学会がありました。

今回は、あいうべ体操で有名な みらいクリニックの今井一彰先生の特別講演があり、
『呼吸器としての口腔を考える』~息育のすすめ~
という演題で、とても興味深いお話でした。

鼻呼吸の重要性のお話や上顎の形態を早めに対処することで、病気にかかりにくい身体が作れるなど…
子供達の将来の為にも小児歯科医が関わっていかなければならないです。



 

上顎の形をV字からU字へ



お口呼吸だと何が悪いの?
冷たい乾燥した空気、ウイルスや細菌が除去されていない状態の空気がそのまま体内に入りこんできます。
虫歯や歯周病になりやすく、歯並びも悪くなります。
特に高齢者の方は、口中の細菌などがそのまま肺に入り、肺炎の大きな要因になっています。


口呼吸チェック

※口やのどが乾燥している
※鼻がつまりやすい、鼻血が出やすい
※食事の時にクチャクチャ音をたてる
※しっかり寝た気がしない、寝ても疲れがとれない
※口が半開きになっている事がある
※うつぶせ、または横になって眠る
※いびきをかく、歯ぎしりをする

 

いちやなぎ歯科医院では、ひとりひとりの患者さんにあった指導をさせて頂いています。